バイオマスプラスチックの原料
「米ぬか」に秘められた3つの力
(1)抗菌作用
大腸菌、黄色ブドウ球菌等細菌への抗菌効果
(2)抗酸化作用
野菜、果物等の鮮度保持や変色防止効果
(3)種子発芽抑制作用
玉ねぎ、にんにく、じゃがいも等の発芽抑制効果
ここがすごいぞ!「米ぬか」!
「米ぬか」に多く含まれる”フェルラ酸”には様々な機能があることが認められています。
フェルラ酸の抗菌作用に着目し「ヌカエルエコパック」の抗菌性試験を行ったところ、大腸菌、黄色ブドウ球菌等に対し、強い抗菌作用が認められました。
また、特定の臭いの元に対して消臭効果が認められました。
抗菌効果
米ぬかは、「γオリザノール」「フェルラ酸」などの有効成分を多く含んでいるため、昔からぬか漬け、へしこなど野菜や魚の保存用途に使われていました。
※O-157、O-111、大腸菌、黄色ブドウ球菌
消臭効果
米ぬか素材をフィルムに入れることにより、臭いの元(特に大便臭、酢酸)を吸収する作用が証明されています。さらに、このフィルムには香ばしい香りがあり、嫌な臭いをマスキングしてくれます。
「ヌカエルエコパック」は、環境にやさしい製品!
- バイオマス利用で石油資源の削減
- バイオマスは燃やしてもCO2を増加させない(カーボンニュートラル)
- 燃やしても有毒ガスが発生しない
- やさしい肌触りと芳ばしい「お米」の香りが特徴
- (社)日本有機資源協会(JORA)のバイオマスマーク認定
- 京都エコスタイル製品認定
再利用でエコしよう!〜地球にやさしく。資源を大切に!!
この袋、捨てるなんてもったいない!色んな使い方が出来る「ヌカエルエコパック」。レジ袋等として使用後に、みなさまも再利用して使って下さいね!
- タマネギ・じゃがいもなど野菜の保存に
- 果物などの保存に
- 匂いの強い干物や漬け物入れに
- 生ゴミ・汚物入れに
二酸化炭素の排出削減に貢献!
●石油製品と米ぬかプラスチックとのCO2排出量比較
※1 原料又は製品6.2tを10tトラックで500km輸送した場合(積載率62%)に発生するCO2を燃費3.09km/L、軽油比重0.83kg/Lにて燃費法により算出。
500km÷3.09km/L×2.62kgCO2/kg×0.83kg/L=351.88kgCO2/kg
6.2t当たりの発生量であるため351.88÷6,200kg=0.057kgCO2/kg
※2 製品0.5tを2tトラックで50km輸送した場合(積載率25%)に発生するCO2を燃費6.19km/L、軽油比重0.83kg/Lにて燃費法により算出。
50km÷6.19km/L×2.62kgCO2/kg×0.83kg/L=17.565kgCO2/kg
0.5t当たりの発生量であるため17.565÷500kg=0.035kgCO2/kg
【参考資料】
・(社)プラスチック処理促進協会HP
・関西電力HPCO2換算係数(2018年度)
・物流分野のCO2排出料に関する算定方法ガイドライン(経済産業省・国土交通省)
・カーボンフットプリント算定・表示試行事業
プラスチック製容器包装(2010年3月17日公表)
・ロジテクス分野におけるCO2排出量算定方法共同ガイドライン(経済産業省・国土交通省H19.3)
「ヌカエルエコパック」は、地球にやさしいバイオマス製品です。
世界の石油はこのままでは約40年で枯渇する(地球温暖化白書)ともいわれる中、石油資源を節約し、地球温暖化の原因といわれるCO2の排出量を削減することは地球環境のため必要不可欠です。「ヌカエルエコパック」は、バイオマス資源(米ぬか)を利活用し、品質及び安全性においても良好であることが認められ、(社)日本有機資源協会よりバイオマスマーク、京都府よりエコスタイル製品に認定された環境配慮型商品です。
●地球環境に配慮した「ヌカエルエコパック」は、行政指定のゴミ袋やお土産バッグなどに採用されています。
京都府伊根町
「Uバッグ」
宇治川花火大会
「Uバッグ」
京丹後市指定
「ごみ収集袋」
「おみやげ用ショッピングバッグ」
バイオマスって?
バイオマスとは、動物や植物などの生物に由来した有機性資源のことです。なかでも植物由来のバイオマスは、もともと大気中に存在している二酸化炭素を吸収して成長するため、焼却しても環境への負荷が小さく地球環境にやさしい資源といわれています。